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【介護士になるには?】介護福祉士との違いや給料、資格についても解説!

著者: ゲートウェイ

更新日:2023/12/22

公開日:2021/08/19

介護士になるにはどうすれば良いのか、給料はどれくらいか、どんな仕事をしてどんな働き方をするのか…介護士としてのキャリアを検討していると、このようなポイントが気になるのではないでしょうか。今回は介護士について、さまざまな観点から詳しくご紹介します。介護士への就業、あるいは転職を検討している方は、参考にしてください。

介護士の基本情報まとめ

介護士とは、介護従事者の総称です。ひとくちに介護士と言っても、細かく職種をみていくとさまざまな名称があります。ここでは職種を定めず、一般的な介護士としてさまざまな観点からご紹介します。

介護士の仕事内容

介護士の主な仕事内容は、介護を必要とする方の日常生活のサポートです。食事や入浴、排せつなどの身体介助から、家事のような生活支援、健康管理まで、高齢者の日常生活に寄り添って必要なサポートを提供します。また介護士の持つ資格や役割、就業場所によっても、細かな仕事内容は異なります。

介護士の就業場所

介護士は介護施設をはじめ、介護を必要としている方の個人宅や医療機関と就業先もさまざまです。ご利用者さまの介護度や必要とされるケアが異なるため、介護施設の種類は以下のようにさまざまな種類があります。

特別養護老人ホーム/介護老人保健施設/グループホーム/老人ホーム/養護老ホーム/ケアハウス/有料老人ホーム:介護付、住宅型、健康型/サービス付高齢者住宅 など

介護士の給料

厚生労働省による「2019年 賃金構造基本統計調査」から算出した、介護士の給料は以下の通りです。

参考:厚生労働省「2019年 賃金構造基本統計調査」企業規模計10人以上

 

全産業での2019年の平均年収436万円と比較すると、介護士の給料は高い水準ではありません。しかし慢性的な人手不足、かつ今後の介護需要の高まりに備え、国では介護士を増やすための施策として、給料を含む処遇の改善を進めています。実際に、年々介護士の給料は増加傾向にあります。上記統計はあくまで全体の平均であり、地域や資格有無、就業先などの条件により、個人の給料差が大きい点は押さえておきましょう。

介護士とヘルパー、介護福祉士の違い

介護士とヘルパーの間に明確な違いはありません。一般的に介護の仕事に従事している方を「介護士」、「ヘルパー」と呼ぶことがあります。しかし、介護福祉士は「介護士」、「ヘルパー」と大きな違いがあります。介護福祉士は「介護福祉士」という国家資格を保有している人を指します。そのため、求人などでも必須要項に「介護福祉士」と資格として明記される場合があります。

介護士になるには資格が必要か

未経験・無資格でも、介護士になることは可能です。しかし有資格者に比べると業務への制限があることから、給料に差が生まれ、キャリアアップしにくいといったことも考えられます。もちろん無資格から働き、実務経験を身につけながら資格を取得することも可能です。
介護の仕事に長期的に従事しようと考えている場合には、専門資格の取得を目指すと良いでしょう。資格手当やキャリアアップが見込めます。

介護士の基本となる資格

介護士の基本となる資格は、以下の2つです。

・介護職員初任者研修
・介護福祉士実務者研修

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護士のファーストキャリアとして位置付けられている資格です。受験資格が設けられていないため誰もが受験でき、なかにはご家族の在宅介護に役立てるために受験する方もいます。

介護福祉士実務者研修

こちらも受験資格はありませんが、基本的な介護知識・スキルが身に付いていることを前提としたカリキュラムです。そのため初任者研修に合格している、または介護士として就業経験があるのであれば受けると良いでしょう。後述の介護福祉士になるためには、この介護職員実務者研修が必要になります。

キャリアアップが目指せる資格

基本の資格を取得しており、キャリアアップを目指す場合におすすめの資格は以下の通りです。

・介護福祉士
・認定介護福祉士
・社会福祉士(ソーシャルワーカー)
・ケアマネージャー(介護支援専門員)

介護福祉士

介護福祉士は国家資格のため、他の介護分野の資格に比べて、社会的な信頼を得やすいと言えます。また、介護福祉士であれば、他の介護スタッフなどの管理業務なども経験する機会が増えます。

認定介護福祉士

認定介護福祉士は介護福祉士を取得していることで目指せる介護福祉士の上位資格です。
新しく新設された民間資格ですが、介護の現場では、より高い技術や知識を習得していることを証明してくれます。

社会福祉士(ソーシャルワーカー)

社会福祉士は、高齢者などの社会的に弱い立場の人たちを助ける仕事を指します。ソーシャルワーカーとも呼ばれ、さまざまな企業や機関で、日常生活で支障が出ている方からの相談を受け、助言や指導、援助にあたります。

ケアマネージャー(介護支援専門員)

ケアマネージャーは介護支援専門員とも呼ばれ、都道府県認定の「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格することでなれます。一般的な介護士の役割に加え、資格ごとの役割も担えるようになり、キャリアの幅が広がります。

介護士の働き方

ここでは多様な介護士の働き方を、3つの観点からご紹介します。

雇用形態からみる介護士の働き方

介護士は以下のように雇用形態がさまざまであり、自由度の高い働き方ができる職種でもあります。

・正社員
・契約社員
・派遣社員
・パート、アルバイト

キャリアを重視するのであれば正社員、育児や資格取得などと両立したい場合はパート・アルバイトなど目標やライフスタイルに合わせて、さまざまな働き方ができます。

就業先からみる介護士の働き方

介護士の活躍の場は、主に介護施設や医療機関、個人宅の3つです。介護施設は施設によってご利用者さまの介護度や提供サービスも異なるため、多様な働き方となります。基本的には介護を中心としますが、施設によっては洗濯や掃除などの家事、見守りが中心となることもあります。そのため体力的な負担や必要な介護スキルも、施設によってさまざまである点が特徴です。一方医療機関では、高齢者に限らず介護を必要としている方に介護を提供します。治療を目的としていることから、介護施設のように日常に寄り添った介護を提供する働き方ではない点が特徴です。また個人宅は、介護士自らがご利用者さまの自宅に出向いて、必要なサポートを提供します。必要な時間帯だけ働く、空いた時間でWワークするなど柔軟な働き方ができる点が特徴です

施設形態からみる介護士の働き方

介護施設・サービスは、利用型と居住型の2種類に分かれます。代表的な利用型はデイサービスであり、ご利用者さまが通うタイプの介護サービスです。施設の稼働時間が決まっている利用型に対し、居住型は24時間稼働します。そのため介護士は、夜勤がある点が特徴です。夜勤は一般的にシストを考慮してローテーションで入ることになりますが、なかには夜勤を専門とする夜勤専従という働き方があります。夜勤手当がつくことで、出勤日数が少なくとも効率的に稼げるとして人気のある働き方です。

介護士あるある4選!やりがいやきついことなど

ここでは介護士あるあるから、介護士のやりがいや働き方、大変な点をご紹介します。

直接感謝されることでやりがいを感じられる

介護を必要としている方をサポートする仕事であることから、感謝の言葉を聞く機会が多い点は介護士の魅力であり、やりがいです。自分がしたことに対して改めて感謝の言葉を聞くことは、日常生活でもそう多くはないでしょう。人と直に接する仕事であるからこそ、やりがいが得やすい点は介護士あるあるです。

自由がきいて働きやすい

ハードなイメージも大きい介護士ですが、実は自由度の高い働き方が実現しやすいのです。求人を見ると正社員から派遣、パートや夜勤専従と雇用形態や働き方がさまざまで、ライフスタイルに合わせて働きやすいといえます。介護士として働きたいが夜勤は避けたいという場合にも、デイサービスのような日中稼働の職場を選ぶことが可能です。育児との両立が必要な方や復職しやすい環境で働きたいという場合にも、おすすめできる職種です。

人間関係で悩みがち

多くの人と関わるだけでなく、さまざまな立場や職種の人がいる環境であることから、人間関係の悩みが生まれやすい点は介護士のあるあるです。介護士として働く以上、誰もが少なからず経験します。そのため思い詰めることはせず、シフトを変更したりするのも1つの策です。

体力的な負担が大きい

身体介助業務が多い、人手不足で仕事量が多いなどの体力的な負担も大きい点は介護士に見られるあるあるです。特に足腰を痛めてしまい、仕事が続けられず離職してしまう方も珍しくありません。年齢に関係なく就職・転職しやすい介護士ですが、体力的な負担がある点は理解しておきましょう。

介護従事者である介護士は、働く場所や役割もさまざまである

「大変」「きつい」といったイメージを持たれがちな介護士ですが、やりがいも大きく、キャリアの幅も広い仕事です。高齢化社会である日本では、今後さらに介護士の需要が高まります。無資格でも働けるため、介護業界が初めての方でもキャリアスタートしやすいでしょう。今記事を参考に介護士への理解を深め、介護士としてのキャリアも検討してみてください。

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著者プロフィール

ゲートウェイ

ゲートウェイ

異業種含め、人事採用担当として15年以上のキャリアを積んだ経歴を持つ40代男性。現在はソラストの介護採用スタッフとして活躍している。スタッフの負担軽減のため、IT導入や業務ルールの改善に強みを持つ。

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