介護サービスの種類にはどんなものがある?老人ホームや介護施設の比較も紹介!

介護サービスや介護施設には様々な種類があります。サービスの種類には主に「居住サービス」「施設サービス」「地域密着型サービス」の3種類があります。また介護施設には民間型である介護型老人ホームから、公共型の特別養護老人ホームなどまで幅広く存在します。どれを選べばよいのでしょうか?サービス、施設ごとに特徴や違いを紹介します。

介護サービスとは

介護サービスとは、介護保険に加入している人が受けられる公的サービスのこと。介護が必要になった場合、市町村の窓口に申請することにより、介護認定審査会の調査によって介護サービスが受けられるかどうか決まります。介護サービスには、要介護1(軽度)〜5(重度)と認定された人が受けられる「介護給付」と、要支援1~2と認定された人が受けられる「予防給付」の2種類があります。

サービスを利用するときの費用は、原則として約7~9割が介護保険で賄われ、自己負担の割合は約1~3割です。負担額は利用者の所得に合わせて変わる仕組みです。

介護サービスの仕事と種類

介護サービスの仕事

介護サービスの仕事は大きく分けると2種類で、施設や病院に勤める介護職と、訪問で介護をする介護員に分かれます。施設や病院の場合、高齢者や障がいがある人たちの日常生活をサポートするケアワーカーや介護職員、介助員など。訪問で介護を行う職種としては、自宅で暮らす要介護者の日常生活の援助を行うホームヘルパーがあります。

介護サービスの種類

介護サービスの種類は「施設サービス」、在宅で受けられる「居住サービス」、「地域密着型サービス」の3つに分かれます。「地域密着型サービス」は耳なじみがないかもしれないですが、介護度が重くなってもできる限り住み慣れた地域で生活ができるようにする目的で創設されたサービスで、市町村により指定された事業者が行います。

介護施設の種類と特徴

介護施設の種類

介護施設には「民間型」と「公共型」の2種類があります。

民間型 ・介護付有料老人ホーム
・住宅型有料老人ホーム
・サービス付き高齢者向け住宅
・グループホーム
・シニア向け分譲マンション…など
公共型 ・特別養護老人ホーム
・介護老人保健施設(老健)
・介護療養型医療施設(療養病床)
・ケアハウス(軽費老人ホーム)…など

介護サービスの種類とその特徴

施設サービスの種類と特徴

介護付有料老人ホーム 介護保険法に基づいて「特定施設入居者生活介護」の指定を受けている老人ホーム。食事サービス、清掃・洗濯などの生活支援サービス、入浴・排せつ介助などの介護サービス、リハビリ・機能訓練、レクリエーション・イベント等のアクティビティなどを入居者の状態に合わせて提供する。
住宅型有料老人ホーム 生活支援のサービスが付いた高齢者向けの施設。介護サービスは必要に応じて行われ、施設スタッフによる食事サービスや生活支援サービス(居室の掃除、洗濯、買い物など)、また外部の介護事業者による入浴や食事の介護、リハビリテーションやカウンセリングなどのサービスがある。
サービス付き高齢者向け住宅 ある程度自立して生活ができる高齢者向け。入居者の安否確認や、掃除、買物代行など様々な生活支援サービスを受けることができる。安否確認は、職員が定期的に訪問する人的なものと、ビデオカメラや感知センサーの設置など、システムによるものの2種類が主流。施設によって、両方の安否確認を組み合わせているところもある。
グループホーム 利用人数を5人から9人までの1ユニットとして、軽度の認知症高齢者が、認知症の知識を持った介護スタッフが24時間在中していることが多い。入居者は介護や生活の支援を受けながら、食事や掃除・洗濯といった生活に必要な作業を自分たちで行う。
シニア向け分譲マンション 高齢者が過ごしやすいように設備やサービスが工夫されたバリアフリー仕様の分譲マンション。レストランや温泉、シアタールーム、フィットネスジムなども併設されている物件もある。介護の人員配置の義務付けがないため、マンションによっては介護が必要になった場合には、外部業者の「訪問介護」や「通所介護(デイサービス)」を利用することになる。

居住サービスの種類と特徴

訪問サービス
(ホームヘルプサービス)
ヘルパーが自宅へ訪問し、日常生活を手助けするサービス。食事、入浴、排せつ、歩行、更衣などの介助や着替え、シーツ交換などの身体介護と、掃除、洗濯、食事の準備、調理、買い物などの生活支援がある。サービス内容によって負担額が変動する。
通所サービス
(デイサービス)
事業者によってサービスは様々だが、要介護者が施設に通い、さまざまなレクリエーションのほか、食事や入浴、排せつなどの介護や、健康管理や衛生管理指導といった生活援助を合わせて受けることができるサービス。
短期入所サービス
(短期入所生活介護)
要介護者、要支援者が数日から1週間の短期間で施設に入所できるサービス。サービス内容はデイサービスと似ており、食事や入浴などの介護や、健康管理、自宅における療養生活を送るうえでの相談とアドバイスなど。連続利用日数は最長30日までとなっており、31日目からの利用料は全額自己負担となる。

地域密着型サービスの種類と特徴

2006年から始まった、要介護者が住み慣れた地域で生活できるよう創設された介護サービス。地域に沿ったサービスを提供するため、事業者の指定や監督は市町村が行います。サービス対象者は、事業者が所在する市町村に居住する者と定められています。以下では代表的なものをいくつかピックアップして紹介していきます。

小規模多機能型居宅介護 施設への通いを中心に、訪問介護とショートステイを1つの事業所で受けられる複合型サービス。利用者ができるだけ自立した生活を送れるように考慮され、1人1人の状況に合わせて柔軟な対応がなされる。3つのサービスを同じ事業者が行うので、一貫したケアを受けることができる。
夜間対応型訪問介護 夜間の時間帯に受けられる訪問介護サービス。在宅している要介護者が夜間帯に定期的な訪問によって、排泄の介助や安否確認などのサービスを受けることができる。またケアコール端末を設置し、急な体調不良や転倒や転落などの緊急時に訪問してもらうことも可能。
定期巡回・随時対応型
訪問介護看護
24時間365日を通じて訪問介護と訪問看護をタイミングよく柔軟に提供するサービス。定期的な巡回に加えて、随時対応型サービスでは利用者または家族から連絡があった場合に必要なケアを受けられる。
夜間対応サービスとの違いは定額で1日何度でもサービスが利用出来ること、24時間体制で介護と訪問看護が利用できるという2点。
地域密着型介護老人福祉施設
入居者生活介護
入所定員30人未満の介護老人福祉施設が、常に介護が必要な方の入所を受け入れるサービスで、入浴や食事などの日常生活上の支援や、機能訓練、療養上の世話などが受けられる。
利用者が持っている能力に応じ自立した日常生活を営むことができるようにする目的で提供される。

サービスや施設の種類は多様!それぞれに合ったサービスを選ぶことが重要

「介護」と一口に言っても、施設サービスや居住サービス、地域密着型サービスなど様々な種類がありました。また、事業者や選ぶ施設によって、行っているサービス内容も違ってきます。自分に合った介護を探すには、種別ごとの特徴を理解し、比較することが重要となってくるでしょう。

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