介護職の志望動機の書き方!パターン別の例文、書くポイントやNGを紹介

介護職への就職活動で必ず問われる志望動機について、内容が整理できずに困っていませんか?志望動機は、自己アピールをする上で大きなポイントになります。今回は、介護職に就きたいと考える人のために、志望動機の書き方について、例文を交えてご紹介します。

介護職の志望動機の例文

介護・福祉業界は、コミュニケーション能力が不可欠です。そのため、未経験であっても、熱意を感じる目標があったり、人柄が分かる具体的なアピールポイントがあったりすると、とても強い武器になります。志望動機は、そのようなアピールポイントが伝わる文章に仕上げましょう。

未経験者の場合

例文1
前職では接客の仕事をしていました。高齢のお客様も多く、介護が必要な方もいらっしゃいました。手助けが必要な時に、適切に対応できるようにと、介護職員初任者研修を受講しましたが、特に認知症の方への対応の難しさを痛感していました。次第に介護の仕事に興味がわくようになり、認知症があっても施設や家のなかで生活が簡潔するのではなく、もっと社会との関わりをもった生活を支援したいと考えるようになりました。未経験ではありますが、この目標を忘れずに頑張りたいと考えております。

例文2
身内が高齢になり、介護が必要となったことをきっかけに、介護の奥深さを知りました。家族の介護はとても大変でしたが、プロの方に助けてもらい、心が軽くなる経験を何度もしました。次は私が介護の必要な方とその家族の役に立ちたいと感じ、介護の仕事に就きたいと考えるようになりました。前職で培った接遇マナーを生かしながら、常に学ぶ姿勢を忘れずに腰を据えて勤務していきたいと考えています。

経験者の場合

例文1
在宅復帰のための支援に多大な実績のある貴社の介護理念に深く共感しています。特に、市民に向けた講演会やサロンの開催など、介護が必要となっても住みよい町づくりを何年も続けておられることに感激しました。前職では、介護職部門の主任を勤めており、一連の仕事は経験しています。これからは施設の中に留まらず、地域住民の近くにある専門職として努力したいと考えています。

例文2
長年、介護福祉士として施設に勤務しておりましたが、このたびケアマネジャーの資格を取得しました。自宅で生活する高齢者とその家族が、無理なく安心して暮らせるように支援したいと考えるようになり、転職を決意いたしました。ケアマネジャーとしての勤務経験はありませんが、これまでの仕事で身に付けた知識や経験と、常に相手の立場にたって考える謙虚な気持ちを忘れず、より一層成長したいと考えています。

ブランクがある場合

例文1
学生時代に介護福祉士を取得し、しばらくは高齢者福祉施設の介護職として勤務しておりました。結婚・出産を機に仕事を辞めましたが、また仕事をするなら介護職が良いと心に決めていました。貴社が、様々な学会等でケアの成果を報告されていることは、以前より知っておりました。私も、常に勉強し、よりよいケアが提供できるよう努力し続けたいと考えています。これからは、新たな資格取得にも積極的に挑戦し、貴社に貢献していきたいです。

介護職の志望動機を書く4つのポイント

介護職の志望動機を書く際は、以下の4つのポイントを押さえましょう。

・具体的かつ簡潔に書く
・応募先の特徴やニーズを調べておく
・目指すものを明確にする
・本音を書く

具体的かつ簡潔に書く

「なぜ」介護職に就きたいと思ったのか、そのきっかけは必ずあるはずです。ありきたりな言葉は、採用担当者の印象には残りません。介護職は特に、人と常に接する仕事です。人柄や考えが分かることが好印象につながります。

実際の経験を交えて志望動機を書くと、自ずと具体的で分かりやすい内容になります。ダラダラと書くのではなく、「何を経験し、どう感じ、どう考え、何を目指すのか」という要点をまとめると強い印象を与える志望動機になります。

応募先の特徴やニーズを調べておく

介護職に限らず、その企業や会社でどう貢献できるのかを伝えることも肝心です。介護施設や事業所には、それぞれ法人理念や介護理念、介護方針などが掲げられています。

採用担当者は、「なぜこの会社を選んだのか」という点も気になるはずです。事前に、ホームページや見学で応募先の法人理念等を調べておきましょう。応募先の目指す介護のあり方と、自分の目標がマッチしていることをアピールできれば、大きな強みとなります。

目指すものを明確にする

「この人と一緒に仕事をしたい」と感じてもらえるかどうかが、合否を分けるポイントと言えるでしょう。採用担当者は、現場でどう活躍できそうかをイメージしながら面接しています。面接に受かることをゴールにするのではなく、受かったあとどう貢献できるかをアピールしましょう。

本音を書く

自己アピールに遠慮や謙遜は不要です。自分の武器とも言える強みは、しっかりとアピールしましょう。ただし、言い方には工夫が必要です。長所をそのまま伝えるのではなく、その長所を仕事にどう生かすことができるのかを伝えましょう。

介護職の志望動機に書くとNGな4つの内容

先にご紹介した志望動機の4つのポイントを踏まえ、さらにNG内容についても確認しておきましょう。NG内容は、よくありがちな内容も含まれています。今一度、自分の書いた志望動機を見返してみてはいかがでしょうか。

・ありきたりで印象に残らない
・ネガティブな内容が含まれている
・なぜその施設を選んだのか明確でない
・待遇面にしか言及していない

ありきたりで印象に残らない

特に注意が必要なのは、ありきたりな志望動機です。ネットを探せばいくらでも出てきそうな、漠然とした志望動機は印象に残りません。たとえば、「介護職として責任感のある仕事がしたい」などは、今ひとつ具体性がない上に、どの施設・事業所でも言える言葉です。

ネガティブな内容が含まれている

転職時には、前職について触れることもあるでしょう。転職理由がネガティブな理由であることも多いでしょうが、それをそのまま志望動機にしては印象が良くありません。前職場の不平不満は表に出さず、前向きな言葉にして伝える工夫をしてみましょう。

なぜその施設を選んだのか明確でない

「この施設でないと実現できない目標がある」と伝わる志望動機は、とても好印象です。その一方で、どこの施設でも同じことが言える志望動機の場合、「別にこの施設でなくても良いのでは?」と思われるでしょう。なぜ介護職に就きたいのかを伝えることも大事ですが、さらにその施設を選んだ理由も明確にしておく必要があります。

待遇面にしか言及していない

待遇面は確かに大事かもしれません。しかし、待遇面のみ言及した志望動機は良い印象を与えません。「もし、他により厚待遇な施設が見つかれば、そちらに転職するのでは?」と思われてしまいます。

介護職の志望動機は、応募先と自分の特徴をしっかり分析して書こう

今回は、介護職の志望動機の書き方について例文を交えてご紹介しました。採用担当者は、応募してきた人の人柄と熱意、そして「一緒に仕事がしたいかどうか」という観点から判断します。今回ご紹介した志望動機のポイントやNG例を参考にして、自分の魅力が十分に伝わる内容に仕上げてみてください。

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