意外と介護施設が多い?!歴史ある街、京都市で介護職を始めよう!

人口1,470,000人と、日本の市区の中で8番目に人口が多い京都市。独特の京文化や歴史的建造物をもつ観光都市のイメージが強いですが、大きな市であるゆえに高齢者も多く、2019年9月時点の65歳以上人口は約410,840人いて、介護施設も増加傾向にあります。ここでは、そんな京都市で介護職員が働くメリットについて、詳しく紹介していきます。

京都市の高齢化状況

京都市の高齢化率は、2019年10月1日現在で28.0%。3年前の2016年は27.2%でしたから、年々高齢者の割合は増えています。高齢化率28.0%というのは、言い換えると、京都市に住む人口3.6人に1人が65歳以上であるということです。多いように思う方もいらっしゃると思いますが、2019年の全国の高齢化率が28.4%なので、京都市内の高齢化率は、ほぼ全国と同程度と言えます。

区別に見ると、清水寺や知恩院のある東山区、滋賀県と面したベッドタウンの山科区は高齢化率30%を超えています。逆に、京都駅や龍谷大学が立地する下京区は22.9%と、市内で一番高齢化率が低い区となっています。

市全域北区上京区左京区中京区東山区
28.0%29.1%27.4%28.1%25.1%33.4%
山科区下京区南区右京区西京区伏見区
31.2%22.9%25.6%28.4%27.7%28.7%

京都市の介護施設数

京都市には延べ2,399の介護施設があります。この中には訪問型、通所型、小規模多機能型居宅介護施設のような入所型、老人ホームのような特定施設、ケアプラン、ショートステイ、福祉用具の販売や貸与をする施設が含まれています。

区別の数を見てみると、最も多いのが伏見区で501、最も少ないのが東山区の67です。それ以外の区に関しては、右京区331、北区220、左京区219、西京区220、山科区215、南区181、中京区155、下京区146、上京区144となっています。(2020年2月時点)

このように、京都市内には多くの介護施設があります。また、高齢化率の増加から、現在も京都市の介護施設は増え続けています。介護職の求人は今後も増え続けると期待できるでしょう。

京都市にある介護職の求人

京都の介護職の給料

京都市の介護職の平均給料は、大手求人サイトによると、月給230,000円程度。全国平均と同程度、あるいはそれより少し高い収入を期待できる地域です。全体的に介護従事者が不足していることから、資格があれば月収が30万円を超える求人もあります。京都市は介護施設の多い地域でもありますから、今より良い条件の求人を探してみるのも良いでしょう。

京都市の介護職の求人例

ここでは、実際の求人情報から京都市で募集されている介護職の条件を見てみましょう。

例1)京都市右京区にある訪問介護事業所でのホームヘルパー(正社員)

職種 ホームヘルパー
仕事内容 身体介護および生活援助
給与 月給191,500円~(介護初任者研修、ヘルパー2級)
月給206,500円~(介護職員基礎研修、介護職員実務者研修、ヘルパー1級)
昇給年1回、賞与年2回、交通費支給
雇用形態 正社員
勤務時間 9:00~17:30(週5日)※シフトにより早出・遅出の可能性あり
応募資格 介護職員初任者研修、介護職員実務者研修、介護職員基礎研修、ホームヘルパー2級・1級のいずれかお持ちの方
福利厚生 各種社会保険あり(法令通り)、資格取得支援制度他

利用者様の自宅に訪問して介護を行う訪問介護員のお仕事。訪問介護は慣れると1人でお仕事を行うため、臨機応変さや自身のタイムマネジメントが求めれられます。反面、自分のペースでお仕事したい方に向いているかもしれません。

例2)京都市中京区にある居宅介護支援事業所でのケアマネジャー(正社員)

職種 ケアマネジャー
仕事内容 利用者の相談受付、利用者の意向を踏まえた居宅サービス計画の作成、サービス事業者との調整と給付管理業務など
給与 月給276,500円~(各種手当含む)
昇給年1回、賞与年2回、交通費支給
雇用形態 正社員
勤務時間 9:00~17:30(週5日)※シフトにより早出・遅出の可能性あり
応募資格 介護支援専門員資格お持ちの方
福利厚生 各種社会保険あり(法令通り)

こちらはケアマネとしてのお仕事になります。利用者様はもちろん、プラン作成、行政や医療機関との連携など、様々な調整ごとがあるお仕事。やりがいがあると同時に、ケアマネとなると一般職の介護スタッフと比較して給与相場も上昇します。

京都市で介護職を始めるメリット

介護職員にとって、京都市内で働くメリットとはどのようなものでしょうか。ここでは、以下の2点についてご紹介します。

・歴史ある建造物がたくさん
・冷静な感情表現

歴史ある建造物がたくさん

日本の歴史あふれる街並みの多く残る京都市には五重塔で有名な東寺や清水寺、金閣寺、二条城など世界遺産が多く存在します。それ以外にも祇園や伏見稲荷大社など観光名所が多くあり、常に国内外からの観光客であふれている観光都市です。ハイシーズンには市バスが混雑するなど大変な側面もありますが、独自の美しい建造物や文化を持つ京都で働けることは、他の街にはないメリットです。休日のお出かけスポットに恵まれているのはうれしいポイントといえるでしょう。

冷静な感情表現

地域性として良く言われるのは「ぶぶ漬け」のエピソードに代表されるように、本音と建て前が異なるという点かもしれません。「本心がわかりにくい」と言う方もいますが、考えようによっては「親しき中にも礼儀あり」「感情をしっかりとコントロールして発言する」ということでもあります。介護の現場で働く際、そのような周囲のスタッフ・利用者さんの冷静さは大きなメリットになると言えるのではないでしょうか。

京都市で働くデメリットデメリット

次に、京都市で働くデメリットを見ていきましょう

・寒暖の差が激しい

寒暖の差が激しい

京都市は京都盆地の中に位置するため、夏冬・昼夜で温暖差が大きいのが特徴です。市内の中心部では人口増加などの影響によってヒートアイランド現象が見られるため、夏はさらに高温になりがちです。冬は雪が降ったとしても数センチ程度というのが通常ですが、盆地による放射冷却のため底冷えがあり、高齢者も、若い方も体調管理に注意が必要です。

京都にある介護職の支援制度

京都市では、令和3年度からの老人福祉施設整備等に係る補助制度として、職員宿舎の整備費用を一部補助や、介護ロボット・ICTの導入支援などのメニューを検討しています。また、京都府全体においては「介護人材再就職準備金貸付制度」「介護福祉士・社会福祉士 修学資金等貸付制度(学生向け)」などの支援制度が活用されています。

この他にも、安心して働ける福祉の職場を紹介す取り組みとして「きょうと福祉人材育成認証制度」を制定しています。これは、京都府が各介護施設を「新人教育制度」「キャリアパス制度」「労働時間削減の取組み」「コンプライアンス遵守」など、4分野17項目のポイントでチェックし、認証を与えるものです。「どんな介護施設を選べばよいかわからない」「働きたいけど、ブラック企業ではないか不安…」という求職者は、この制度の認定状況を参考にすることができるでしょう。

自治体による待遇改善取組み中!歴史ある街並みで介護求人をチェック!

京都市は、二条城や平安神宮など、日本人なら誰でも知っているような有名な世界遺産が多く、歴史ある街並みが残る非常に魅力的な市です。介護職の求人数も非常に多くある地域ですから、ご自身の希望に合った求人を見つけやすい場所だと言えるでしょう。また、介護施設の数も多いので、介護士としてのキャリアを積みたいと考えていらっしゃる方にとっても魅力的な地域ではないでしょうか。

京都府全体でも、京都市としても、介護士の職場環境の改善、待遇改善にも積極的に取り組んでいます。厳しさが注目されることも多い介護職ですが、そのための改善がみられている地域であれば、長く仕事を続けていきやすいでしょう。介護職にとって多くの魅力のある京都市で、ぜひ、あなたに合った介護施設、働き方の求人を探してみてください。

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