幅広い年齢層が住む緑豊かな街、練馬区で介護職に就くメリットとは

練馬区は23区の最西端に位置する区。公園や緑地がたくさんあり、都会でありながらも、落ち着いた環境で田舎の良さも楽しめる地域として、住み心地が良いと言われています。区のシンボルの一つとしまえんは閉園してしまいましたが、今後ハリーポッターのテーマパークができることでますます話題の練馬区。ここでは、そんな練馬区の今後の介護職ニーズや、介護職として働くメリットについてご紹介します。

練馬区の高齢化状況

2015年に行われた国勢調査の結果によると、練馬区の高齢化率は22.1%となっています。これは同時期の全国の高齢化率26.6%、東京と全体の高齢化率22.7%と比べると少ない数字です。区民が多いため、お年寄りの絶対数は多いですが、練馬区はその住みやすさから若いファミリー層も多く、年少人口が多い傾向にあるため、高齢化率がやや低めに算出されているかもしれません。

練馬区内で高齢化率が高いのは区の西部地域で、特に石神井地区などは高齢者の割合が高い傾向です。また、練馬区はひとり暮らし高齢者や高齢者のみで生活する世帯が増加していることにも注目しています。練馬区に住む高齢者の3分の1は一人暮らしか高齢者のみの世帯だと言われており、区民ボランティアなどと連携して訪問支援事業などの支援を積極的に行っています。

練馬区の介護施設数

次に、練馬区内にある高齢者福祉施設の数を確認します。(2020年2月現在)

施設分類 施設数
訪問型(ホームヘルプ等) 286
通所型(デイサービス等) 247
入所型(小規模多機能等) 99
特定施設(老人ホーム等) 65
居宅介護支援(ケアプラン) 219
ショートステイ 46
福祉用具レンタル 56


2019年の練馬区の資料によると、介護サービスを提供している事業所向けのアンケート結果では、多くの形態の介護施設に関して、「やや不足している」または「不足している」との答えが多く、現場の意見によれば、まだまだ介護施設のニーズがあるということがわかります。

2018年に行われた区の調査では、今後力を入れてほしい高齢者施策として、高齢者一般、要介護認定者とも介護施設の整備を挙げています。区としては、今後も介護施設の整備を進めていく必要性を認識しているはずです。今後ますます介護職に携わる人のニーズが高まっていくエリアではないでしょうか。

練馬区にある介護職の求人

介護職の平均給料

練馬区の介護職の平均給料は、大手求人情報サイトに情報によると250,000円を超える程度。これは全国の介護職の平均給料から見てもかなり高い金額です。自然の多い、穏やかな地域でありながら、東京都の平均的な介護職の収入を得られるというのは、練馬区で働く一つの魅力です。

介護職の求人数が多いので、経験や資格を活かして高収入を得られる求人も多く見つかります。経験や資格がない場合には、資格支援制度などを利用し、働きながら資格を取得することで、給料額を上げていくことができます。また、リーダーや主任といった立場になれば、役職手当等が付き、さらに高い収入を得られるでしょう。

介護職の求人例

例1)練馬区練馬にある訪問介護事業所でのホームヘルパー

職種 介護職ヘルパー(リーダー)
仕事内容 小規模多機能でのスタッフマネジメント、シフト作成、ご家族対応、身体介助、レクリエーション企画・支援・記録作成
給与 月給225,100円~273,200円(交通費支給あり)
昇給年1回、賞与年2回
雇用形態 正社員
勤務時間 7:30~16:30、9:00~18:00、11:00~20:00、17:00~10:00のローテーション(変形労働時間制適用)
応募資格 普通自動車運転免許(AT限定可)必須
介護職員初任者研修、介護職員実務者研修、介護職員基礎研修、ヘルパー1級・2級…のいずれかの資格をお持ちの方
社会保険 各種社会保険あり(法令通り)

こちらは、訪問介護員の求人です。契約社員としての勤務ですが、東京都介護職員就業促進事業が対象となる求人。働きながら、訪問介護のお仕事に必要な「初任者研修」または「実務者研修」の資格を無料で取得できるのが特徴です。

例2)練馬区北町にある小規模多機能型居宅介護施設での介護職リーダー

職種 ホームヘルパー
仕事内容 身体介護・生活援助、およびその記録
給与 月給200,000円~215,000円(交通費支給あり)
雇用形態 契約社員
勤務時間 9:00~17:30(週5日/1日7時間30分)
シフトにより早出・遅出の可能性あり、土日休み希望応相談
応募資格 介護職員初任者研修、介護職員基礎研修、ヘルパー2級のいずれかお持ちの方
介護職としての就業を希望する、フルタイム勤務可能な方
社会保険 各種社会保険あり(法令通り)
求人の特徴 東京都の「介護職員就業促進事業」対象求人(働きながら無料で「初任者研修」または「実務者研修」を取得できる制度)。資格取得後月給UPします。

この求人は、介護職スタッフのリーダーとしての募集です。その分給与も高めに設定してあります。小規模多機能でのお仕事なので、様々なニーズや要介護度の利用者様と接することができます。

練馬区で介護職を始めるメリット

練馬区で介護職を始めるにあたってのメリットは、以下の通りになります。

・比較的家賃が安い
・緑豊かな環境
・自治体の手厚いサポート

比較的家賃が安い

練馬区は比較的家賃が安いため、ファミリー層にも単身者にとっても暮らしやすいといえるでしょう。大手不動産サイトによると、2020年9月現在の練馬区における1R・1K・1DKの平均家賃は6.6万円~7万円程度。23区内でも、葛飾区・江戸川区・足立区に次いで低い平均家賃となっています。

家賃が近いということは、地価も安い傾向にあります。地価が安ければ老人福祉施設を設立する際の費用を抑えられるため、事業者にとっても施設を立てやすいというメリットがあります。

緑豊かな環境

「練馬区みどりを愛し守りはぐくむ条例」をもとに、緑化計画を行っている練馬区。23区内にありながら、農地や林などに恵まれ、平成29年3月時点での緑被率は24.1%となっています。公園も整備されていて、光が丘・氷川台・石神井台・大泉学園町の4か所に都立公園が立地しています。そのほかにも、23区で唯一の大規模なカタクリの自生地がある「清水山の森」、園内に田んぼをもつ「秋の陽公園」など、バラエティ豊かな自然環境があります。

自治体の手厚いサポート

3つ目のメリットは、練馬区は区内で働く介護職員の負担を軽減するための支援にも積極的であるという点です。具体的には以上支援機器や見守り支援機器などの導入する際の経費を補助したり、介護施設に腰部サポートウェアを配布したりしています。介護の仕事は身体にも負担が大きくかかりますから、自治体でこのように、介護職員の負担軽減を考えてくれているということは、助かることですし、今後の状況改善に期待が持てるのではないでしょうか。

練馬区で介護職を始めるデメリット

次に、デメリットも確認します。

・寒暖の差が激しい

寒暖の差が激しい

23区で一番西側にある練馬区は、夏の最高気温が高いのが特徴。23区内の最高気温として練馬区の記録が挙げられることも多々あります。寒暖の差が大きくなりやすい内陸部に位置しており、また、ヒートアイランド現象の影響を受け、海からくる風が都心の熱で熱風となり、環七や環八を経由しながら練馬に流れ着くからと言われています。寒暖の差が激しいと体調を崩す場合がありますから、適切に空調を管理するなどして対策を打つことが必要です。

幅広い年齢層が住む緑豊かな街、練馬で介護求人をチェック!

練馬区は東京23区でありながら、緑豊かな住環境が整い、さまざまな年代の世帯が住んでいる地域です。子どもの数が多い練馬区ですが、高齢者も多く、中でも多くの方が一人暮らしや高齢者のみの世帯です。そしてもちろん、施設に入居している高齢者もいます。

このような高齢者の状況を把握し、練馬区は高齢者や介護施設事業者などの声をもとに、高齢化に対応しています。介護施設も多いため、自分に合った職場、モチベーションを持って働ける職場がきっと見つかるはず。介護のお仕事に興味がある方は、ぜひ練馬区のお仕事をチェックしてみてください!

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