介護職の夜勤は辛いって本当?仕事内容からメリット・デメリットまで徹底解説

入居型の介護施設では、求人情報に「夜勤」と記載されていることがほとんどです。これまで介護職が未経験の人にとって未知の世界であるため、不安に感じている人も少なくないでしょう。どのような仕事内容なのかについてだけでなく、介護職の夜勤のメリット・デメリットなども詳しく解説します。

介護職の夜勤の実態は?

夜勤の勤務時間は体制によって異なる

施設によっても、介護職の夜勤の勤務時間は異なります。17:30~10:30で休憩2時間に朝食30分の施設もあれば、16:30~8:30に休憩2時間のところもあります。また、2交代もしくは3交代などのシフトを採用している施設がほとんどです。「2016年介護施設夜勤実態調査結果/医療労働」によると、約9割の施設が2交代制を採用しているということが分かっています。

夜勤に入る回数は平均で1ヶ月に4~5回

夜勤の回数が多すぎると、介護職員の体調にも大きく影響が出てきてしまいます。そのため、ほとんどの施設では、夜勤の回数を平均で1ヶ月に4~5回程度に抑えるようにしています。ただし、これに関しては施設によって違ってきます。職員の数が足りなければ、仕方なく夜勤の回数が増加してしまうところも少なくありません。

夜勤の人員は日勤より少ない

施設によって人員体制の考え方は異なるものの、夜勤の人員は日勤よりも少なくなっています。たとえば、定員数75名の特別養護老人ホームなら、介護職員は3名以上の配置となっています。夜勤は日勤に比べて業務数が少なく、利用者が寝静まった後は巡回業務がメインとなってくるため、日勤よりも少ない人数配置となっているようです。

休憩室や仮眠室はある?

ほとんどの施設では、12時間以上の長時間労働となるため、休憩や仮眠はしっかりと取っておきたいもの。しかし、休憩室や仮眠室の有無は施設によっても異なります。「2016年介護施設夜勤実態調査結果/医療労働」によると,特老や老健では8割以上の施設が設置している結果になったものの、グループホームなどでは4割未満となっています。

夜勤の仕事内容とは?

夕食~就寝

基本的に、食事時間から就寝までは、時間との戦いです。食事介助に始まり、服薬介助や歯磨きのお手伝い、着替えの補助、夕食の片付けなどを時間内に行う必要があります。ただし、入居者の介護度によっても変わってくるため、すべての人に共通しているわけではありません。それでも、時間内に終わらせないと、遅番の人の帰宅時間が遅くなってしまいます。

安否確認

就寝までの業務が終了すると、ある程度のゆとりが生まれます。この時間帯に夕食を食べる職員も少なくありません。しかし、そこから1時間おきに入居者の安否確認をする必要があります。「安否確認は3時の1回にして欲しい」と家族などから言われることもあるため、入居者にあわせて安否確認をすることになります。

排泄介助

夕食後も排泄介助の業務がありますが、入居者の睡眠中も行わなければいけません。夜中にコールが鳴ればその都度、対応することになります。また、0時や23時など決められた時間に排泄介助を行っている施設がほとんどです。一緒に夜勤で働いている人と協力しながら回していくため、他の業務が何もなければ休憩することもできます。

起床介助

休憩回しが終わると、起床介助が始まります。5時ごろには入居者が起床するため、コールが極端に増えます。トイレ誘導やおむつ介助、着替え、ゴミ回収、バイタル測定、食事準備など、急に慌ただしくなるため、夜勤最大の難関と言って良いでしょう。施設によって異なるものの、これらすべてを一人で行わなければいけません。

朝食

入居者が起床してきたら、出勤してきた早番の職員に連絡事項を伝えて朝食が始まります。食事のほかに、服薬介助や朝礼なども業務のひとつです。施設によっては朝食後の歯磨きや排泄介助まで夜勤明けの仕事とする場合もあれば、遅番の職員が出勤してくるまで見守り対応をするなど、さまざまです。

介護職の夜勤のメリットとは?

夜勤手当で高収入が目指せる

夜勤をすれば、基本の給料にプラスして夜勤手当が支給されます。1回につき○○〇円としている施設がほとんどで、平均は約5,000円~8,000円が相場です。たとえば、1回5,000円の夜勤を月5回働くだけで、年間で30万円のプラスになります。昇給やボーナスを頼りにするよりも、夜勤手当を増やす方が収入増につながることもあるでしょう。

夜勤明けを有効活用すれば連休気分に

1回の夜勤が最低でも12時間以上になるため、夜勤明けの翌日は休みになるケースがほとんどです。つまり、夜勤明け+翌日の休みを合計すると1日半以上を自由に活用することができます。夜勤明けで疲れてそのまま寝て過ごして翌日は仕事ということにならないため、プライベートを有効活用することができます。

介護職の夜勤のデメリットは?

不規則な勤務で生活リズムが崩れる

夜通し仕事をすることになるため、生活リズムを崩しやすくなります。また、生活のリズムが一定でなくなれば、疲労が蓄積して、心身ともに疲弊してしまうこともあるでしょう。夜勤明けなどは、無理をしないで十分な睡眠を取ることが大切です。職場環境によっては夜勤の回数が多いこともあるため、転職なども考えてみてください。

代わりが効かず簡単に休めない

近年、少子高齢化とともに、介護職員不足が問題視されています。だからこそ、代わりが効かず簡単に休めないのが現状です。しかし、体調が悪いなかで仕事をしては、入居者にも感染してしまうかもしれません。どうしても体調が優れないのであれば、周囲に相談して、夜勤を変わってもらうようにしてください。

介護職の夜勤は高収入も期待できる!けれどもし夜勤が辛いと感じたら

夜勤手当を目的に夜勤の回数を増やしている人もいるでしょう。しかし、夜勤の回数が増える=不規則な生活が続くことでもあります。また、施設の状況によっても、仕方なく夜勤の回数が多いところもあるはずです。体調を崩してしまう前に、何らかの対策を講じてみてください。どうしても夜勤が辛いと感じたら、転職することもひとつの方法です。

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