40歳以上の人口が増加中。立川市で介護のお仕事を探してみよう!

立川市は東京都多摩地域の中部に位置する市で、人口は180,000人を超えています。中央線にて都心へのアクセスの良さがありながら、市の北部には畑なども多くあり自然が多くのんびりと暮らせるエリアとなっています。市内には商業施設も多く生活の利便性も高いのでファミリー層に人気があります。そんな立川市で働く介護スタッフの事情をこの記事で紹介します。

立川市ってどんなところ？

立川市は東京都の多摩地区の中央部に位置しています。中央線を始めとして、南武線や青梅線なども通っており、多摩地区の交通の要所となっています。新宿まで30分以内、東京まで40分というアクセスの良さや商業施設の多さなど生活の利便性もありながら、都心部と比較すると物価が安いのも魅力です。

市内には多摩川や玉川上水が流れており、国営昭和記念公園をはじめとした四季を感じられる場所もあり、自然の豊かな市です。北部は農地も多く、特にウドやブロッコリーが多く生産されています。
気候は内陸部であるため湿度は低く、内陸性気候の特徴である、朝夕の寒暖差があり、季節ごとの気温差も比較的はっきりしています。

昭和記念公園近くには、IKEAやおしゃれな飲食店がならぶストリートがあり、近年若い家族連れなどにも人気です。
市内には国立病院機構災害医療センターがあります。この病院は一般的な診療も行っていますが、首都直下型地震など、有事の際に拠点となる病院として建てられている病院であり、医療資源にも恵まれた土地であると言えます。

立川市の高齢化状況

立川市は2020年10月時点で人口が184,439人となっており、そのうち45,465人が65歳以上の高齢者です。高齢化率は約24.7%です。全国の高齢化率と比べると低くなっていますが東京都全体と比べると少し高くなっています。立川市は近年40歳未満の人口が減っており、それに対して壮年以上の人口が増加しています。また、今後、ますますこの傾向が強まっていくと推計されています。

地域別に見てみると、最も高齢者人口が多いのは人口の多い北部中地区の10,374人で、高齢化率は24.8%です。高齢化率だけで見てみると、割合が高いのは北部東地区で28.6%、逆に高齢化率が低いのは中部地区で18.9%となっています。

世帯について見てみると、2015年の国勢調査の情報によると65歳以上の高齢者がいる世帯は27,334世帯で、全世帯数に占める割合は約33%となっています。このうち高齢者のみの世帯は17,014世帯です。2019年に市が実施した調査でも、高齢者のみで暮らしていると言う回答は回答数の6割以上を占めています。そのうち一人暮らし高齢者が約2割、夫婦二人暮らしが4割超となっています。今後、介護サービスが必要になる可能性の高い高齢者が多い地域だと言えるでしょう。

住まいに関しては、一戸建ての持ち家に住んでいると回答している高齢者が半数を超えており、それ以降は持ち家の集合住宅、公営賃貸住宅という回答が続いています。居住年数は20年を超えるという回答が65%を超えており、住んでいる地域に愛着を持っている高齢者が多いことがわかります。
実際に人生の最後を迎えたい場所としては自宅という回答が最も多く、約54%となっています。

立川市の介護施設数から見る介護職のニーズ

立川市には延べ221件の介護サービス施設があります。サービス別に見てみると、訪問型介護施設が65、通所型介護施設が60、入所型介護施設が29、老人ホームのような特定施設が11、居宅介護支援施設が45、福祉用具の販売や貸与を行っている施設が11となっています。

立川市の高齢者福祉計画によると、推計により今後利用者数の増加が見込まれる施設が多くあり、地域ごとの施設数なども考慮して必要に応じて今後施設の整備をしていくようです。また、立川市は介護サービスの水準を保つためにも、介護人材の確保を重視しています。介護職のニーズは非常に高い地域だと言えるでしょう。

立川市の介護職の平均給料

立川市の介護職の収入に関してですが、求人サイトを参考に見てみると東京都全体の介護職の平均月収は240,000円を欠けるくらいとなっています。東京都の中では区部の方が収入は高い傾向にありますから、おそらく都全体の平均月収と同じくらいの収入かそれよりすこし少ないくらいの収入を得ることができるエリアだと言えるでしょう。
全国の介護職の平均的な収入より多少良い収入を期待できるエリアです。

特に、資格や経験次第ではより高い収入の求人を見つけることのできる地域です。実際に求人サイトで立川市の介護職求人を見てみると、役職のついた求人なども見つかります。介護職としてキャリアを積んできた方にとってはそれを活かし、高収入を得られる機会のある魅力あるエリアです。

立川市の介護職求人例

例1）立川市柏町にある訪問介護事業でのホームヘルパー（正社員）

例2）立川市柏町にあるデイサービスでの介護管理職（正社員）

立川市で介護職として働くメリット

立川市は資格取得助成などだけでなく、介護業務の効率化や負担軽減のためのシステム・設備導入など都の補助制度の利用した助成や、離職防止のためのセミナーや説明会の実施も計画されています。そのほかにも、地域独自の取り組みとして以下のようなメリットがあります。

生きがいづくりの活動が盛ん

立川市で介護職として働くメリットの1つ目は立川市は高齢者施策として他ではあまり見られない独自の取組みを実施しているという点です。例えば、生きがい活動の一つとして市民農園を利用しています。立川市は緑の多い地域ですから、そのような地域特性を活かした施策と言えるでしょう。

認知症サポートに力を入れている

立川市で介護職として働くメリットの2つ目は認知症サポートに力を入れているという点です。そのために地域住民への呼びかけだけでなく、全小学校で特定の学年で学生への認知症サポーター養成講座の実施をするなど市内の住民が当たり前に認知症への理解を持ち、必要な時に助けを差し伸べられる地域づくりを目指しています。その様な地域であるということは、介護職として働く上でも安心感があります。

40歳以上の人口が増加中。立川市で介護のお仕事を探してみよう!

立川市はファミリー層に人気のある地域ではありますが、若い世代の人口は減っており、40歳以上の人口が増加しています。高齢化率は今後も上がっていくことが推定されており、市も介護職人材の確保や離職対策に取り組んでいます。
立川市の高齢者福祉計画は種類も多く、他の地域ではそれほど実施されていないものもあります。介護職として、高齢者福祉施策が整っている地域で働けるということは大きなチャンスとなります。ぜひ、立川市で介護職の求人を探してみましょう。