大規模公園が多い小金井市でリフレッシュしながら介護のお仕事してみよう

小金井市は東京都のちょうど真ん中あたりに位置する人口12万人を超える市です。市内には大きな公園があり季節ごとの美しい景色が楽しめますし、市名の起源にもなっている湧き水も有名です。都内ですが農地が比較的多く、路地販売や近くのスーパーで地元の新鮮な農産物が手に入ります。そのような穏やかな住環境と、JR中央線や西武線が通るアクセスの良さがありベッドタウンとして人気です。現在も人口が増え続ける都市、東京都小金井市での介護職員の環境についてこの記事にまとめてみました。

小金井市ってどんなところ？

小金井市は東京都のほぼ中心に位置する緑豊かな市です。さらに「東京の名湧水」に選定されている湧き水が複数ある水にも恵まれた市で、小金井市という市の名前の由来にもなっています。市内には都立公園のなかでも大きな公園で桜の名所でもある小金井公園や野川沿いの四季折々の景色を楽しめる武蔵野公園があります。
東西に中央線が通っており、新宿をはじめ複数の都心ターミナル駅まで30分から40分でアクセスできるためベッドタウンとして人気の市です。

市民の意識に関する調査によると、約85％の回答者が住みやすい、どちらかと言えば住みやすいと回答しています。市の良いところとして「緑や水辺などの自然」や「静かで落ち着いた住環境」が挙げられており、自然が多く穏かに生活できることを求めて小金井市に住んでいる方が多いということがわかります。

あまり知られていないかもしれませんが、小金井市にはスタジオジブリを始めとしてアニメ制作会社が複数立地しています。もしかしたら、小金井市の中にモデルとなった風景を探すことができるかもしれません。

小金井市の高齢化状況

小金井市には2021年10月1日の時点で124,674人の人口がいます。小金井市の人口は近年微増しています。このうち高齢者は26,327人で高齢化率は21.1％となっています。高齢者数は増加していますが、高齢化率は近年はそれほど変わっていません。高齢者数のうち前期高齢者は12,799人、75歳以上の後期高齢者は13,528人となっています。小金井市の高齢化率は全国と比較しても、東京都全体の中でも低くなっています。推計によれば、、今後小金井市の高齢者数、高齢化率とも増加していくことになっています。

世帯に関してみてみると、少し前のデータですが、2015年の時点で一般世帯に占める高齢者のいる世帯の割合は27.5％となっています。このうち高齢者夫婦世帯は8.7％、高齢者一人暮らしの世帯は9.4％となっています。つまり、高齢者のいる世帯のうち6割以上が高齢者のみの世帯ということになります。

地域別に見てみると最も高齢化率が高いのは前原町を含む南西地域で23.4％、最も低いのは貫井北町を含む北西地域で19.2％となっています。

小金井市の介護施設数から見る介護職のニーズ

小金井市の現時点の介護サービス施設数を調べてみると、延べ135件の介護サービス施設があります。サービス別に見てみると、訪問型介護施設が37、通所型介護施設が41、入所型介護施設が15、老人ホームのような特定施設が10、居宅介護支援施設が31、福祉用具の販売や貸与を行っている施設が1となっています。

市の高齢者を対象にしたアンケート調査によると、市に優先して取り組んでほしい保険福祉サービスの一つとして、特別養護老人ホーム、老人保健施設などの施設の整備が挙げられており、市民からも介護サービス施設の整備を進めることが望まれていることがわかります。市は今後状況を踏まえ、必要に応じて介護サービス施設を整備することを検討していくようです。介護職のニーズは十分にある地域だと言えます。

また、小金井市は介護人材の確保や育成にも様々な取組みをしています。今後も介護職のニーズは十分にあると言えるでしょう。

小金井市の介護職の平均給料

小金井市の介護職の収入に関してですが、求人サイトなどを参考に見てみるとサイトや時期によって違いはありますが、東京都全体の介護士・ヘルパーの平均月収は240,000円を欠けるくらい程度となっています。小金井市の賃金情報を調べてみると東京都のなかでは比較的高収入を期待できる地域のようです。東京都の平均か場合によってはそれより高い給与を期待できる地域です。全国の中でも介護職として高収入を期待できるエリアだと言えるでしょう。

介護職と一言に言っても様々な求人があります。経験やお持ちの資格、立場によっても給与には違いが出てきます。すでに介護職として資格や経験を十分にお持ちだという方であれば、それを活かせる高収入の求人を探してみると良いでしょう。現時点では資格や経験がないという方でも、資格取得支援制度などを利用することで資格取得の学習をしながら介護職として働き始めることが可能です。そのような制度を上手に利用するなら、将来的にはさらなる高収入を期待できるでしょう。

小金井市の介護職求人例

例1）小金井市貫井北町にあるサービス付高齢者向け住宅での介護助手（契約社員）

例2）小金井市貫井北町にあるサービス付高齢者向け住宅での介護福祉士（正社員）

小金井市で介護職として働くメリット

介護予防に力を入れている

メリットの一つは、小金井市が介護予防の分野に力を入れているという点です。例えば、施策の一つとして介護予防体操「さくら体操」を実施しています。さくら体操を率先して活動する「介護予防リーダー」の養成講座も実施していました。
市の計画によれば、今後オンラインなどの方法も検討しながら参加者等を以前のように増やしていくことを目指して行くようです。アンケート調査によると、社会活動に参加したい、しても良いと回答した人は6割おり、すでに参加しているとの回答も含めると7割近くなります。市の施策の効果もあり、介護予防に取り組んでいる高齢者や取り組むことに積極的な高齢者が多い地域と言えるかもしれません。

高齢者の孤立を防ぐために民間事業者と連携した見守り体制の推進も行っており、予防しながら長く自分らしく暮らせるような体制を敷いています。

独自の介護職養成研修等を実施

また小金井市は市独自の介護職員向け研修を実施しています。例えば「市デイサービス認定サブスタッフ」や「市認定ヘルパー」などを養成しており、介護人材の確保や育成を行っています。これから介護職として働きたいと考えている方にとっては魅力のある制度です。介護職として働き始めやすい地域だと言えるでしょう。

大規模公園が多い小金井市でリフレッシュしながら介護のお仕事してみよう

“小金井市は全国的に高齢化率の低い東京都の中でも高齢化率の低い市です。しかし、近年人口の増加と共に、高齢者の絶対数は増加しています。市内の高齢者は社会活動などの参加にも積極的で、市独自の介護予防体操なども実施しています。介護予防の分野に興味がある介護職の方にとっても魅力のある地域と言えるかもしれません。
大規模公園が多く、リフレッシュしやすい環境の小金井市で、ぜひ介護職求人を探してみてください。